mineoは格安SIMだから、音声通話はできないのではないか?とあなたも思われているかも知れません。
ここの部分は、かなり気になるポイントですよね。
ですので、今回はmineoは音声通話のみできないのか?また、音声通話の品質や変更、設定、追加などについて、説明していきたいと思います。
目次
mineoは音声通話のみ使うことができない?
mineoには大きく分けて、2つの契約タイプがあります。
それがデュアルタイプとシングルタイプです。
デュアルタイプとは、データ通信に加えて音声通話も利用することができるSIMカードのことです。
スマホで電話もインターネットも問題なく使えます。
要するに、普通の大手携帯キャリア(ドコモなど)と同じだと、考えてもらえば良いです。
そして、シングルタイプとはデータ通信のみ可能なSIMカードのことです。
ですから、スマホでメールやインターネットを使うことは可能ですが、音声通話のみ使うことができないです。
ですから、音声通話も使いたいという方はデュアルタイプを、データ通信のみ使うことができれば良いという方はシングルタイプにしておきましょう。
ただ、mineoのデュアルタイプでも、初期設定を間違えると音声通話ができないことがあります。
ですが、初期設定を間違えることはそうそうないですから、心配する必要はありません。
mineoでは音声通話のみ可能なタイプ、というものはありません。
mineoの音声通話の品質について
mineoは格安SIMですから、音声通話の品質はどうなのか?
と、あなたも思われているかもしれません。
せっかく、mineoにしたのに音声通話の品質が悪かったら、ちょっと嫌ですよね。
結論から言えば、基本的にmineoの音声通話の品質が悪いということはありません。
何故かというと、mineoはドコモやauの回線を借りてサービスを提供しているので、音声通話の品質に差が生まれることはないからです。
ですので、mineoの音声通話の品質を心配する必要はありませんよ。
ただ、Aプラン(au回線)の方が音声通話の品質がちょっと悪い、というのはあります。
ですが、これはmineoのAプランの音声通話の品質が悪い、ということではありません。
そもそも、au回線の品質がドコモ回線よりちょっと悪いからです。
mineo側の問題ではなく、auの問題だということです。
何故、auの音声通話の品質がdocomoと違うのかと言うと、docomoとauでは利用している通話方式が違うからです。
docomoはW-CDMA方式、そして、auはCDMA2000という通話型式を採用しています。
auが利用しているCDMA2000方式の方が、ちょっと最大通信速度が遅いので、そのため音質が少し悪くなってしまうのです。
もし、mineoでの音声通話の品質が気になるという方は、AプランではなくDプランを選ぶと良いでしょう。
ただ、最近ではauも音声通話の品質を上げるために、au VoLTEという方式を開発しました。
この方式なら、docomoと同程度の音声通話品質が期待できます。
ですので、auは今、au VoLTEの普及を広めています。
mineoの音声通話の変更はできない?
mineoでは、音声通話の変更はできないのでしょうか?
これも、確認しておきたいポイントですよね。
mineoの音声通話の変更は可能です。
例えば、データ通信も音声通話も可能なデュアルタイプから、データ通信のみ可能なシングルタイプに変更することができます。
マイページからタイプ変更を行い、新しいSIMカード(データ通信のみ)がmineoから届いたら、古いSIMカード(データ通信も音声通話も可能)と差し替えれば完了です。
同様に、データ通信のみ可能なシングルタイプから、データ通信も音声通話も可能なデュアルタイプへ変更することもできます。
タイプ変更をする場合は、変更事務手数料として2160円(税込)がかかります。
タイプ変更は、mineoのホームページのマイページから行うことができます。
タイプを変更しても基本的な契約内容やオプション、割引はそのまま引き継ぐことができます。
音声通話の可能なデュアルタイプへタイプ変更する場合は、MNPで申し込むことも可能です。
この場合は、新しいSIMカードが届いたら回線切替手続きをする必要があります。
mineoの音声通話の設定について
mineoの音声通話を利用するためには、APN(ネットワーク)設定が必要になります。
APNはサーバーと接続する為の設定で、この設定をすることによってデータ通信などが可能になります。
このネットワークの設定を忘れていると、音声通話ができないので注意しましょう。
スマホ端末がAndroidかiOSかで設定方法が少し変わってきますが、どちらにせよ、設定自体は簡単なのですぐに終わります。
APN設定は最初に設定しておけば、それから変更などをする必要はありません。
2016年以降に発売されているスマホだと、SIMカードを装着させるだけでドコモのSIMかauのSIMかを自動で認識してくれます。
この場合は、APNを設定する際に手動で入力する必要がなくなり、項目からmineoを選択するだけでAPN設定は完了します。
とても簡単ですよね。
mineoの音声通話の追加について
mineoで、最初はデータ通信のみ可能なシングルタイプを使っていたけど、しばらくしてから、やっぱり音声通話機能も使いたいなと思うこともあると思います。
mineoでは、後から音声通話機能を追加することはできるのでしょうか?
これは可能です。
最初にシングルタイプで契約していたら、後から音声通話も可能なデュアルタイプに変更すれば良いのです。
こうすれば、音声通話機能を追加することができます。
タイプ変更は、mineoのマイページから行うことができます。
ただ、タイプ変更を行う場合は、変更事務手数料として2160円(税込)がかかります。
また、SIMカード発行料がAプランの場合は438円(税込)、Dプランの場合は425円(税込)が必要となります。
まとめ
以上が、mineoは音声通話のみできないのか?
また、音声通話の品質や変更、設定、追加はどうやるのか?
ということについて、となります。
mineoは格安SIMだからといって、音声通話ができないということはありません。
音声通話も問題なく使えますので、ご安心下さい。